[パワコレ ] Fantasy


DUCによる、Earth Wind & Fire の Fantasy。

この楽曲には、みなさんに学習していただける資料が揃っています。

 

・楽曲解説

アレンジコンセプト

パート別学習用動画

カラオケ

・楽譜

木島タローによる解説動画

↑クリックで飛べます。


 

◆楽譜販売

PIASCORE https://store.piascore.com/scores/57760

 

◆楽曲紹介

1978年の、Earth Wind & Fire によるヒットナンバー。

日本人はよく「アース」と略すが、元は12星座の持つ4つの特性、地、風、火、水から、リーダー、モーリス・ホワイトの星座(射手座)の特性をよく表す3つをとり、チーム名にしたという。

この一曲は、そんな彼らのスピリチュアルな側面を象徴する一曲。

 

スピルバーグの1977年の映画「未知との遭遇」にインスパイアされてモーリス・ホワイトが書き上げたのだという。それまでは地球を支配しにくる怪物的なイメージが強かった異星人を、愛や平和を知り対話を求める高文明存在として扱ったことでセンセーションを起こした映画。

 

モーリス・ホワイトはインタビューで「この曲はただのディスコ曲とは違う。一度聞けば、その世界観に自分を置きたくなる。」と語っている。

 

70年代は、ベトナム戦争での政府への不信や大統領の汚職で、アメリカという国家や伝統への信頼が揺らいだ時代であり、既存のキリスト教価的値観以外の精神世界が求められた。この背景が、仏教が広がりやヒッピー文化の発展に繋がった。

その時代を表すかのように、この楽曲には高度に神智学的な要素が入り、難解な歌詞が見られる。

 

「我々以外の存在に出会うことになる」は強烈なメッセージで、ファンタジーどころか、まるで聞き手にそれが事実だと突きつけるかのような強烈な説得力を持っている。

 

80年代ディスコで踊り狂った人々は彼らのジャンルを「ディスコ」だと思っているが、シンガーやミュージシャンは彼らを「ソウル」や「ファンク」のアーティストだと考えている。

いずれにせよ、当時求められた最先端のビートと、音楽でなければ伝わらない高度なメッセージを見事に融合した永遠の名曲。

 

◆アレンジコンセプト

 

今回はソロパートを作らずに三声(SAT)にこだわってアレンジした。こういう楽曲をかっこ良く仕上げるにはかっこいいソロを長くするのが手っ取り早いが、それだと、多くの人が集まって歌う歌にはなりにくい。

ラブソングとは違う、せっかくの宇宙的メッセージなので、「全員で歌詞を言う」ことを大切にした。ただその分、最大の難題は「歌詞を覚えること」になっている。

 

バンドは今回単純な打ち込みではなく、彩糸乃七の作成したビートに、ノブリンこと大澤伸広のBass、加部輝のギター、木島タローのピアノ、でハイブリッドで仕上げた。

 

 

※「パワーコーラス」は、ゴスペルをルーツとし、ゴスペルもゴスペル以外も歌い、宗教活動を目的とはしないコーラス音楽のジャンルです。

 

◆楽曲学習用パート音源(ヘッドフォン推奨)

ソプラノ用は、ソプラノ音が右に聞こえ、アルトとテナーが左に聞こえます。

その他のパート用音源も同様です。

 

ソプラノ学習用 (for Soprano)

 

アルト学習用 (for Alto)

 

 

テナー学習用 (for Tenor)

 

◆インストゥルメンタルトラック (Instrumental)

◆木島タローの解説動画

 

 


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