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Bridge Over Troubled Water arr. by Kirby Shaw

2017.9.21


リハーサル at リンキーディンクスタジオ 西荻窪

feat. 加部輝(Guitar)

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ケンテ / 命のコーラスを飾る色

2017.8.11


ローブは僕らの答えではない。

「命のコーラス」にふさわしいビジュアルテーマがあるはずだ。

 

10年目にして初めてユニフォームを外注するにあたりDUCは、あしらう素材に「ケンテ」を選んだ。

 

ケンテとは元々、西アフリカ、ガーナ周辺に伝統を持つ、アサンテ族及びエウェ族という人々の織る布(米 Wikipedia)で、アフリカの織物文化の中でも最も知られたものの一つ。本来は、王族や地位のある人々が身につけた。様々な模様や色があって、本来はマスやライン内の一つ一つの模様が意味を持つという。

 

アフリカの本来のケンテは織物であり高価だが、ここで言うケンテ、つまり、アメリカの黒人たちが身につけるケンテは、ケンテ模様をプリントしたプリント布になる。

 

以下に、僕らが頼りにする「ミセス・ゴスペルデータバンク」が、Power Chorus のために書いてくれたケンテについてのノートがある。

 

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アメリカの黒人がケンテを模した模様の布を身につけるのは、自分たちがどこから来たのかを思い起こすためであり、誇りと結束の表現でもある。色合いの豊かさは、私たちが色とりどりの人種であることを表し、喜びと微笑みと希望に溢れた人種であることを表す。私たちは音楽的であり、リズミカルであり、ソウルに溢れている。神を信じ、そのインスピレーションを人と分かち合う。
ケンテ模様は、私たちを過去とつなぎ、未来への希望を、いつも思い起こさせてくれる。

-エリカ・ブライアント

EPSON MFP image

———————-

 

DUCではローブを尊ばない。日本人のクワイアーはアメリカ人のゴスペルクワイアーを模したローブを身につけたがるが、キリスト教活動でないなら「できるだけクリスチャンのふりをする」というようなアートの作り方は、宗教的、文化的な不敬になりかねないと考えるためだ。

セントラルパークでアメリカ人が袈裟を着て般若心経を読んでる姿を見かけて声をかけたら「仏教徒になる気はないけどカッコイイから」と言われたところを想像すれば、その違和感がわかるのではないか。

 

日本人はゴスペルミュージックについて、キリスト教の「賛美音楽」である事実以上に、「黒人音楽」であることに惹かれている。その感覚が宗教的な感覚と混乱を起こさなくて済むよう、Power Chorus という言葉があるわけが、では、その黒人音楽コーラスであることを尊ぶ僕らにふさわしいユニフォームはなんだろうかと考える。そこで選んだのがこのケンテだ。

 

アメリカでは、黒人と、黒人文化を尊重する人々が、その敬意を表すような機会に身につけることが多い。代表的には、黒人歴史月間と呼ばれる2月や、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア・デイなどだ。

(写真:Yahoo.com で Kente Dress の画像検索結果のスクリーンショット)

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ネット上でもってぃがアフリカの素材に精通した業者「ファティマート」を見つけてきた。それが奇遇にも、かつてDUCと共演したことのあるアフリカンダンサーだった。

 

全身ケンテで覆うことで「黒人ぶった」テイにはなりたくない。ある程度スマートな謙虚さを持って身につけたい、と、ミーティングで意見を交わした。

 

生きるために歌う、その文化を育てた奴隷たちと、被差別民族の系譜。彼らのコーラスのパワーを継ごうとする Power Chorus にふさわしいビジュアル素材。

 

こうして、DUC初めての発注ユニフォームが、ケンテユニフォームとなった。

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関連記事:
聖衣ローブの葛藤:アフリカン・ローブ
http://dreamersunion.jp/blog/africanrobe

 

 

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Power Chorus Showcase 6

2017.7.13


Serious Message In Happy Package

シリアスメッセージ・イン・ハッピーパッケージ

Power Chorus Showcase が今年のテーマとしたこの言葉は、グラミー賞アーティスト、「The Sounds Of Blackness (以下 Sounds)」のディレクター、ゲイリー・ハインズ氏がワークショップの際に残していった言葉の一つです。

 

Sounds Of Blackness もカバーする O’Jaysの名曲、Love Train をDUCが歌っていた際に、ゲイリーから、「もっと徹底的に明るく!」と檄が飛びました。

 

メンバーからは、「反戦歌だから、もう少しクールで深刻なのかと..」と言ったような疑問が出ましたが、その時のゲイリーの答えが、「Serious Message In Happy Package.(深刻なメッセージこそ、ハッピーなパッケージに包んで)」でした。

 

ゲイリーさんのオリジナルの言葉ではないでしょうが、それは、凄惨な人生を強いられてきたアメリカの黒人たちが生んだ、絶望から自分を救い出すためのツールであるアメリカ黒人音楽の本質を端的に表した言葉だと言います。

 

人間としての尊厳を否定され、何の権利も、抗うための武力も持たなかった奴隷たちに、たった一つ残された生き抜くためツール。それが、歌を歌うことでした。

 

希望を与えてくれるものは、奴隷たちの生活の中に実在はしてしない。だから見えない希望を歌う。内なる反抗心は皮肉の中に隠し、悲しみの慟哭を悲しみが解消された日の喜びを歌う力に変える。それが、「もっとも深刻なメッセージを、もっともハッピーなパッケージに包んで届ける」スタイルを紡いできました。

 

その力は今も、ブルース、ロックンロール、ソウル、ラグタイム、ジャズ、R&B、レゲエ、ファンクと言った黒人音楽のすべてに引き継がれています。
宗教や思想に他人を誘うためではなく、楽しいからという理由だけで歌うのでもなく、声を自慢するためでもなく、生きるために歌う歌。
それはいつか、私たち自身が追い込まれた時に思い出したい言葉とメロディーで綴られ、同じ悲しみを知る隣の誰かとハーモニーを作る。そうして、ある日それが生きる力を与えていることを知る。それこそこの音楽が奴隷たちの時代から紡ぎ、今日の私たちが、宗教や文化の違いを超えて、この音楽の中に追い求める命の音楽の姿です。

Power Chorus Showcase 6
“Serious Message In Happy Package”

前売り1000円(小人500円)
当日券1500円

出演者から直接購入いただくか、
powerchorus.theshop.jp からご購入いただけます。

牛込箪笥区民ホール(大江戸線/牛込神楽坂駅直結)
2017年8月27日(日)
開場時間 14:20
開演時間 15:00

出演:
Power Chorus マチサガ!(町田)
UBUNTU(葛西)
Power Chorus 大田
Bayside Greenness(横浜)
Power Chorus 新宿
プレスト(東京)
Busy Smile Deliverers(志木)
キッズパワーコーラス(志木)
morfas(神戸)
Little Lights Choir(吉祥寺)
Dreamers Union Choir

 

チケット購入:powerchorus.theshop.jp (発売開始は来週です)
お問い合わせ: dreamersunion.info@gmail.com

DUC170618Sorry For Sold Out

6.18 Sold Out

2017.6.14


おかげさまをもちまして、6.18 Dream Report は、1st、2nd ともに完売となっております。

当日券の発行もございません。

おこしいただけなかった方には心より申し訳ありません。

今後とも、Dreamers Union Choir ライブをよろしくお願い致します。

 

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イバラの道が唯一の道だった:上田公演に寄せて

2017.5.30


Director・タローです。

 

6月7日、8日は、上田市の4つの高校の合同芸術鑑賞会。
市内中の数千人の高校生たちに、芸術教育として選ばれて行きます。

我らがパーカッションの佐藤由も、レジェンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーとして時折やっている仕事ですが、本当に誇りの持てる、そして責任のある仕事です。

 

僕らにとって最も嬉しいことは、先方の要請により、大部分、オリジナル曲を演奏させていただくことです。

 

僕らのようなクワイアーは通常、こういう機会にはゴスペルをやってくれと言われるものです。
もちろん、ゴスペルナンバーもありますし、その歴史や性質についても、他のどんな団体よりも正確にお話させていただきます。

 

しかし、このような大規模な企画でオリジナルをやってくれと言われることが、僕らにとってどれほど素晴らしい出来事なのか、説明しきれません。

 

日本のゴスペル市場は、宗教と離れてゴスペルを名乗ろうとするがゆえに、オリジナルが評価されることがありません。
聖書内容と関係ないオリジナル曲をゴスペルと呼べば、クリスチャンたちとしては当然是正をお願いしなくてはいけませんし、聖書内容に基づいたオリジナルならば、それをクリスチャンでない人々が100人集まって高らかに歌っても、実際に信仰を持ったクリスチャンたちが歌うアートの市場に出せるような代物になるはずもありません。

 

「ゴスペルグループではありません」と訴え続けることは、DUCにとってイバラの道でしたが、それでもそれがたった一つの道でした。

ゴスペルグループだと言って仕事を取ったりお客様を集めたりする、そういう他の道は、楽だったかもしれませんが、今日この日へは続いていなかったのです。

 

ゴスペル「も」歌います。それ以外も歌います。僕らの音楽ジャンルはパワーコーラスと言います。黒人奴隷たちの時代から培われた、人が生き抜くために歌うという力を継ぎ、いつか、全ての宗教の人や宗教を持たない人たちとも共に歌えることを夢見るコーラス音楽です。

上田市の高校生のみなさんにお届けしてきます。

 

 


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