’90s Gospel Revival
2021.11.30
今度のDUCライブは、90年代ゴスペルのリバイバル。
野趣あふれる80年代以前とも違う。
エレクトリック化してゆく2000年代以降とも違う。
技を極めた生バンドと命の叫びが融合していた、
90年代ゴスペルこそDUCサウンドのルーツ。
(もっと知る…)
国立オリンピック記念青少年総合センター
カルチャー棟1F 小ホール
’96年、初めて教会に踏み込んだ時の景色は僕の人生に強烈に焼き付いている。
居並ぶ黒人シンガーたちの全身全霊の叫び、それに負けないほどの牧師の咆哮、そこに集まった人々の熱気とノイズ。シンガーたちの背後には7、8名ものバンドがいて、そのころ僕が好きだったジャズフュージョンなどキザなファッションにしか思えなくなるような強烈なキメフレーズを奏でていた。
彼らの一部になりたくて僕は週5でその教会に通い始め、英語も覚えた。
そのサウンドが、ゴスペルという音楽ジャンルに近年現れた最新のスタイルであることを、その時は知らなかった。
そしてそれが、やがて音楽が電子化する中で失われてゆく文化であることも、知らなかった。
命のコーラスとバンドの技の最高融合点。僕の中からその憧れは消えない。
DUCのサウンドを産んだ初恋がここにある。
‘90s ゴスペルを、今どうしても奏でたい。伝えたい。
ゲスト:
ラニー・ラッカー
言わずと知れた日本ゴスペル界の第一人者。
ラッカー・ゴスペル・ミニストリー主宰。
1960年代からバンドでの音楽活動を始め、1977年に初来日。
1986年第31回Yamaha ポプコンつま恋本選会において、「フレンドシップ」が優秀曲賞受賞。
1991-1993年にフジテレビ「ひらけ!ポンキッキ」の英語コーナーの作曲、出演。以来、KDDI(KDD/伊武雅刀)、「スマ婚」(ベッキー/木島タロー指揮)をはじめ多くのテレビCMやラジオ番組に出演。
また、国内初となる日本人に向けたゴスペル・ワークショップを開催。
各地でワークショップをきっかけに結成したゴスペル・クワイヤの指導をコンスタントに行い、自ら作詞・作曲を手がけたゴスペルの楽譜やピアノ奏者のための教本を出版。
木島タローとは20年以上に及ぶ旧知だが、ステージではほぼ初の共演となる。
ブリアーナ・ミラー
米国海軍厚木基地内ゴスペル礼拝プレイズチームリーダー。
チケットの販売は終了しました。
※会場が入場者全員の名簿を必要とする施設であるため早めの販売終了となりました。