Dreamers Union Choirドリーマーズ・ユニオン・クワイアー

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12.29 月のステージ

2018.11.11

呼吸のように自然に、人が集まってともに歌うことを楽しむ。

月のステージ・コラム1 by 木島タロー

座って歌うスタイルと、輪になって歌うスタイル。これらのスタイルに、僕は奇妙に惹かれている。

 

合唱団が舞台上に並ぶには、ひな壇を使って横一線で数列に並ぶのが一般的だが、僕自身がその歌い手に混ざる時、大人数でも孤独感が伴う。視界に映るのは客席か指揮者かフロントマンで、一緒に歌う仲間が目に入らないからだ。

 

 17世紀のヨーロッパ人の学者たちによるアフリカの見聞録には、黒人たちが輪になって歌う様子が、興味深い文化として頻繁に書かれているという。それは、「シンガーとリスナーの区別がない音楽」のスタイルだ。
 当時のヨーロッパ人にとって音楽の高みとは「芸術音楽」で、天才作家と訓練された楽師たちによって奏でられ、その場の全ての音が計算されていてこそ美しく、リスナーは無用な音を立ててはならない。その人々にとってアフリカ人たちの音楽の在り方は、目の覚めるようなものだったかもしれない。

 

 僕の魂はいつも、「自然に発生する音楽」に魅せられて来た。一斗缶にくべた薪の炎を囲んで、たまたまギターを持った奴が歌い出す歌。授業終わりにだれかが教師にせがんで伴奏を弾いてもらって始まる歌。酔っ払ってみんなが合唱し始める歌。教会の祈りの中でだれかが歌い始めてそこにハーモニーが重なってゆく歌。
 それは、僕の個人的な甘い記憶の積み重ねなのか、前世か何かの影響なのか、それとも、人類にとって本来の音楽の在り方なのか、わからない。

 でも、座り、語り合い、笑い合い、音楽が始まり、その言葉の周りに人が繋がってゆく、それが僕がクワイアーというスタイルの中に夢見続ける姿だ。

 

12.29 2nd Stage「月のステージ」は、シンガー達も座り、言葉を大切に届けるアコースティックライブ。

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*演奏スタイルのサンプルです。

 

¥2,500 (DUC The Shop)


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